組紐イメージ

革新

「伝統を変える」「伝統を超える」






    

私たちは組紐技術の可能性に目を向けていただこうと考え、この作品を製作しました。
そのため、現存する自転車に近づけず、組紐の特徴を活かしたデザインとなっております。


フレーム

角があるフレームを紐の中に入れることで、フレームに沿って紐の形を変化させました。
また、組紐は、織物とは違い斜めに組まれる。それにより耐久性、伸縮性があり、
現存する自転車にも活用できると考えております。

スポーク

伝統工芸品は職人の技術が目に見えて伝わる。その製造工程に魅力があります。
これこそが工芸品の最大の特徴です。組紐の製造工程の中では組紐が組まれていく姿が最も美しく、
その姿を、自転車のスポークとして表現しました。








    

美濃和紙あかりアート展 出展作品

美濃和紙の糸を使い、組紐の美しさを表現した作品です。

紐の中に透明のアクリル板を入れることで、立体的な造形を可能にし、
紐の幅も広くなり、組み目からはきらきらと光がこぼれます。
また、光を通すことで、組紐特有の模様がより鮮明に照らし出されます。








作品製作者 松島康貴